西ドイツ・Tomas社のカップ&ソーサー 「KIRUNA-CAMARGUE」
西ドイツ・RosenthalグループのTomas社のカップ&ソーサー。1969年から80年代にかけて発表されたインパクトのあるモダンデザインは、スウェーデン人デザイナー Hertha Bengtsson(ヘルタ・ベングトソン)によるものです。彼女が担当したシリーズはスウェーデンの都市名にちなんで「KIRUNA」シリーズと命名され、独特の芸術性が高く評価されています。
その中の70年代に発表された「CAMARGUE」という絵柄のデザインは、一見強烈でモダンな印象ですが、表現されている対象は、柔らかで、大らかな植物の生命。ゴッホも描いたという、フランス・アルルの大湿原カマルグをイメージしたもののようです。
渋く落ち着いた色味はブラックコーヒーによく似合いそうです。「暮らしにモダンヴィンテージを」という方に、こんなカップをぜひどうぞ。
サイズ:カップの口径7.5cm×高さ6cm ソーサーの直径13.5cm 在庫:5点→0 ***おかげさまで完売いたしました。ありがとうございます。
*Hertha Bengtsson(ヘルタ・ベングトソン 1917ー1993)
1937年 Rorstrand(ロールストランド)入社。最も成功を収めたBla Eld(青い炎)、KOKAシリーズなど、その高い芸術性が世界的に評価されているセラミックデザイナー。1969年から80年代はRosenthalグループ Tomas社でデザイナーを努め「Scandic」など北欧的な香りを感じさせるモダンなデザインを数多く発表しました。
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