東ドイツ時代の絵本 <Micha und Mischka>
ペンと点描で細かく細かく描かれた、ページを開いてすぐの見返し。「これは何かありそう!」そんな期待を裏切らなかった1冊です。
ストーリーの書き出しは「お急ぎくださ〜い!あと数分でベルリンからM105号が到着いたしま〜す。」塔の胸壁にはコガネムシ形の不思議な乗り物が既に待機。近未来的なエレベーターで塔の先まで上ってゆきます。
ぬいぐるみのミーシャとミシカは仲良しのクマさん。ページをめくってゆくと、どうやら二人はいろんな国、不思議な場所へと旅をするようです。
まずはバルト海、ソビエト、ウクライナ、ペルシア・・・。合間に科学や工作、理科のお話を盛り込みながら、ウズベキスタン、キルギス、シベリアへと進みます。そして最後はやっぱり、時代です。ロケットが登場!みんなを乗せてびゅーんと月へと出発です。
ソビエト双六あり、着せ替え人形ナターシャちゃんありと、お楽しみ満載。シュールで可愛いい1冊です。
品 番:EH-043
サイズ:18.5cm×27cm 厚さ0.8cm
在 庫:1点→0
価 格:SOLD OUT
*1975年 東ドイツ発行・ドイツ語 ハードカバー 32ページ
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