ポーランド　古いお菓子の紙箱＜ワッフルケーキ＞

ポーランドで最も古いお菓子メーカー E.Wedelの古いお菓子箱です。
とてもクラシックな意匠に上品で丁寧な設えの紙箱です。

E.Wedel ヴェーデル（ウェデル）は1851年にカルロ・ヴェーデルによってワルシャワに開業された
コンフェクショナリーショップでした。
スパイシーで風味豊かなチェコレートドリンクは特に人気がありました。
その後 息子のエミール、孫のヤンにチョコレート会社は受け継がれ、今日へと続きます。
あまりの人気に模倣品が出回り困ったところ、直筆のサインをチョコレートに入れるアイディアを思いついたという
エピソードが残っています。
（実際にはモールドにサインを彫り込みチョコレートを成形しました。）

第2次世界大戦後には国有化されるも、アメリカやヨーロッパの企業の買収を歴て、現在は韓国ロッテのグループ会社としてブランドを継続。
世界に向けてチェコレート菓子を生産しています。



■サイズ：直径19.3cm　高さ3cm
■ロゴの上に 工場名 ZPC 22 LIPCA （共産主義ポーランドの独立記念日 7月22日）の表記があることから、
1954年〜1989年までの製品だったことがわかります。
■ドイツの古道具店で見つけた古い時代の紙箱です。中には何も入っていませんでした。
経年による角に僅かな擦れや汚れ、蓋の表面にキズ、縁の紙の捲れ、内面にシミ汚れなどが見られます。
古物、ユーズド、ヴィンテージの特性をご理解ご了承いただき、お楽しみくださいませ。