1963年にソヴィエトで発行された「ロシアのおとぎ話」シリーズのマッチラベルを使って制作したペーパーブローチです。
こちらは「大きなカブ」のお話。引き抜いた大きなカブの上で女の子がひと休み。

木の葉や昆虫を、樹液が記憶にとどめた ”琥珀” のように、この儚く小さな紙片をアクリル樹脂でそっと封じ込めました。それは懐かしい記憶のタイムカプセル。誰かさんの温かなハートのそばで、呼び覚まされる時を待っています。

アクリル樹脂を何層にも重ねてコーティング。
角度を変えて眺めると少し盛り上がり、艶めきや揺らぎも感じられます。
裏面には童話絵本の見返しのイメージで ”きっか”と名付けられた日本の用紙をチョイス。花火や菊の花びらを連想させる色と模様です。銀色の三日月が印刷されたサンプルの一部を使用しています。

ひとつひとつハンドメイドで仕上げました。
筆跡や塗りムラ、気泡、気泡がつぶれた跡などがあります。手仕事から生まれるニュアンスとご理解いただけると嬉しいです。

台紙に物語のタイトル（日本語）を表記したメモをお付けしてパッケージングいたします。ギフトにも、ぜひどうぞ。

■サイズ：3.5cm×5.2cm　厚み1cm （金具を含む）