チェコスロバキア時代に作られた子供用食器のカップです。ぽってりとした柔らかい土の質感は、子供にも大人にも優しく感じられます。イラストは古くからドイツで親しまれている 画家 Fritz baumgarten （フリッツ・バウムガルテン）によるものです。ドイツを始め、その周辺国でも長く愛されている絵柄です。
「歯が痛むって？どれどれ・・・」ドワーフのお医者さんが小鳥の様子を看ています。（え、鳥に歯がある＾＾？）
裏側には草の影から様子を伺うドワーフの姿が描かれています。

1912年に設立され、長い歴史の中でオーナーがドイツに変わったり、統合分離などを経験。1938年まで続き、後にナチスドイツに没収、1945年には国営化された陶器メーカー「DITMAR URBACH」の製品です。マーク真ん中の「Ｚ」は窯のあったモラビア地方 Znojmoの頭文字です。

■サイズ：口径8.2cm　高さ7.3cm
■古い時代の物です。底部に欠けめくれがあります。その他、絵柄など全体的には綺麗な状態です。