東ドイツ ラバードール　赤ずきんちゃん

東ドイツ時代のヴィンテージドールです。このお人形は同じフェイスとボディに様々なコスチュームを着せた沢山のバリエーションが発売されていました。

その中からこちらは、赤ずきんちゃんのコスチュームに身を包んだお人形。「ふふっ！オオカミなんて怖くないわよ！」と元気いっぱいのお顔をしています。赤いずきんに白いエプロン。絵本に描かれていたお洋服ですね。

頭部のボリュームが大きいので自立はできません。両手は上下に可動します。

＊同タイプのお人形（ケース入り）に添付されていた製造ラベルからVEB SPIELWAREN SCHALKAU-THUR　（チューリンゲン・シャルカウ玩具会社）のお人形であることが判明しています。ドールミュージアムの資料やプッペンドクターのお話からこのタイプのお人形は1950年代後半から60、70年代にかけて作られたお人形との事です。お人形には、製造年代を確実に特定する刻印や印刷物表記、パッケージなどが残っていませんので、確証ではありませんが参考にして頂ければと思います。


■サイズ：体長15.5cm
■古い時代のものですが、ダメージのない良いコンディションです。
■顔とボディーはラバー。オリジナルのコスチュームと下着。