1960年代に西ドイツ第二放送（ZWEITES DEUTSCHES FERNSEHEN・通称ZDF）のキャラクターとして誕生したマインツェルメンヒェン。本拠地のマインツにちなんだ「マインツっ子」の意味合いで命名された6人衆で、それぞれAからFの頭文字からとって、アントン、ベルティ、コニー、デット、エディ、フリッチェンと名前が付けられています。

その中からこちらはBerti（ベルティ）の60年代フィギュア。ちょっとこの辺から見分けをつけるのが難しくなってきます。というのも6人ともよく似た顔。エプロン姿はアントンとベルティの二人ですが、色違いやポーズ違いが微妙に存在しているので、毎回わからなくなってしまいます。60年代は黒、白、グレー、赤の４つの色の組み合わせで着色されています。

フィギュアはフンメル人形やフィギュリンでお馴染みの西ドイツGoebel（ゲーベル社）で作られたもの。配色からこちらは1960年代のもの。

現代にはない、のほほんとしたキャラクターデザインのフィギュア。通常この人形は作りが少々粗く、製造時のペイント跳ねがもの凄く多いです。ぺんき屋さんか？というくらい顔や靴にジャケットのクリーム色が、帽子や袖口のにパンツの赤が随分と跳ねています。その他はほとんど剥げや痛みのない良い状態です。

■サイズ：体長10.5cm　厚み5.5cm
■西ドイツ 1960年代　Goebel社製
■良いコンディションです。